東京都板橋区高島平にあります、呉服、和装の専門店『呉服や光永』です。

ご 相 談

きもの相談を承ります お気軽にどうぞ

きものについてご不明なこと、商品についてのお問い合わせは、気軽にご相談ください。きものにはいくつかの約束事があり、さまざまな着装品が必要です。役割や用途を知れば目からウロコが落ちるように、きものがぐっと身近になります。お客様の疑問、ご要望に長年の経験、最新のトレンドを踏まえてご対応致します。当店に何なりとお尋ねください。

よくあるご質問 お問い合わせ

Q.母親のきものを引き継ぎました。着られるものは残したいのですが…

A.タンスにどっさり詰まった〝お宝〟は有効に利用していきたいですね。まず、フォーマル向きとカジュアル向きに分別してみます。それぞれ「着たいもの、残したいもの」をピックアップします。派手すぎたり、汚れやシミが目立つものは除外。ゆかた、ウールも基本的には除外でいいでしょう。きもの、帯、長襦袢が揃っているか確認して引き継ぎましょう。きものに詳しい身近な人の助言があるとスムーズです。丸洗いに出して付着した不純物などを落とし、次回の着用に備えておくと安心ですね。なお、小物類は帯締、帯揚は手元に置き、草履、肌着、足袋などは処分してスッキリさせます。どれも先代が丹精込めて誂えた逸品ですので、大切に扱い着継ぐことをお勧めいたします。

 

Q.きものを着るときの帯結びが苦手です。簡単にできませんか?

A.名古屋帯、袋帯ともにきれいに結び整えるのはそれなりの経験とコツが要り時間も取られます。最初から太鼓が形になっている「作り帯」でしたら手軽にきものが着られますね。以前は太鼓と腹部分を分割するタイプが主流で帯にハサミを入れることにためらいがちでした。現在は一本の帯を裁つことなく太鼓を形づくる「作り帯」の技法が開発され、高価な帯も安心して加工できます。作り帯から元の形状にも戻すことも可能です。太鼓をひょいっと背負う感覚で着装でき仕上がりは手結びと見まがうほどです。手持ちの帯をお預かりして、体型に合わせたサイズにお直し致します。

 

Q.きものの保存方法を教えてください

A.多くのきものは絹、麻、綿など天然素材で出来ています。湿気を嫌うので定期的なお手入れが必要です。秋から冬へかけて乾燥する時期にたんすから出して空気に晒しましょう。直射日光を避け風通しの良い部屋に吊るします。汚れ、シミ、ほつれを点検のうえ、たとう紙の交換をします。金糸・金箔が施された品に防虫剤を入れると変質の原因になることがあるのでご注意を。毎年のお手入れが面倒な方には、特殊なフィルムでできた長期保存袋がお勧めです。密閉状態で5年以上保管できます。

 

Q.振袖の袖を短く詰めたいのですが迷っています。

A.振袖の袖丈は通常の2倍以上あります。袖丈を詰めるとミセス向きの礼装着に替ると思いがちですがそうでもないのです。振袖は成人のお祝い着なので、袖の長さも活かして最も晴れやかで若々しい意匠を表現します。袖から身頃にかけて絢爛豪華な文様を流れるように配して着る人を盛り立てます。袖を含めて一枚の絵のように見せるので、部分的なトリミングのようにしてはもったいないと思います。事情が許すようでしたら振袖のままに現状保存をお勧めします。なお、袖を詰める前提で作られた品、小紋柄、無地染の振袖はこの限りではありません。

 

Q.サイズが合わなくて着られません。どうすればいいでしょうか?

A.きもののサイズはある程度融通が利きます。身長差が10㎝くらいですと相互に着用できますがそれ以上の身長差ですと着づらくなります。母→娘への継承でよくあるのが、素敵な意匠なのにおはしょりが少なくて着用断念に陥る事態です。こんな時は「アイテム替え」をお勧めします。小紋、紬は羽織、コートに仕立て替えるとしゃれた一枚になります。個性的な柄ゆきは却って引き立ちます。着丈も長めに出来るので防寒、防塵の役目を果たしてくれます。また、染め替えや洗い張りで生地がやせたきものは長襦袢に仕立て替えられます。惜しげなく着られるので重宝します。せっかくの所蔵品ですので、リメイクして着続けることをお勧め致します。

 

Q.七五三の晴れ着の肩揚げ、腰揚げができません。お願いできますか?

A.子どものきものには「揚げ」は必須です。成長に合わせて、そのつど着やすくするために裄丈、着丈を縫い留めて調整します。また、揚げは子どもを象徴する〝アイコン〟としての役目があります。半衿の縫い付けなども致しますのでご相談ください。ハイシーズンは早めのご用命が確実です。

 

Q.きものの衣更えのタイミングを教えてください。

A.6月と10月が夏冬の切り替え時期ですが、昨今の気候変動もあり一律に従えなくなってきました。

袷(あわせ)は10月から5月まで、単衣(ひとえ)は5月から6月、9月から10月まで。盛夏は絽、紗。以上が大まかな区分けと捉えていいでしょう。体感温度を基準に袷、単衣を柔軟に着分けるとよろしいと思います。その際に心がける点は「季節の先取り」です。5月には夏を感じさせる色合い、柄ゆきを合わせたり、晩夏には秋のエッセンスを添えることなどです。また、肌襦袢、長襦袢、半衿などインナーの素材を季節にあったものにすると快適です。季節感と着心地を考えて臨機応変にきものをお楽しみくださいませ。

 

Q.きものを着る前の準備はどうすれば良いのでしょうか?

A.きもの、帯、長襦袢を揃えて点検します。汚れ・シミの除去、ほつれ直し、折りじわ伸ばし、半衿の付け替えをします。小物の不備はもれなく補充、更新しましょう。着用日から逆算して余裕をもって手をかけたいところです。着付け師さんと連絡を取り、その指示に従い当日に備えましょう。

 

Q.お稽古、外出、お仕事に向くきものはありますか?

A.惜しげなく頻繁に着られるのが、ポリエステル素材のきものです。既製品が多く、自宅で洗えるので汗をかいても心配ご無用。その上、ランニングコストはわずかです。発色もよく、丈夫で品質も上々、ちょっと目には〝ホンモノ〟に見えます。天気により絹製品と着分ける方もいます。リーズナブルな価格なので根強い人気があり、入門用としても最適です。

 

Q.きものの決まり事は難しいですか?基本的なこと教えてください

A.決まり事=ルールは多々ありますが、きものは「習って慣れよ」の世界です。美しい着こなしのためには細かなノウハウを体得しなければならないので、時間をかけて楽しみながら馴染んでいくことです。超基本的なことを挙げると一つ目は、衿合わせは必ず左側の衿を上にすることです。自分の左肩から右下に向かって衿が表に出ていることです。浴衣の季節になると逆にする人を見受けることがあるので要チェックです。二つ目は、フォーマル(礼装)とカジュアル(街着)の区別をすることです。行先、着装シーンにふさわしいきものを選択することです。これは洋服と同じです。きもの上手な先輩の手ほどきを受けながら自分流の着こなしができるようお楽しみ下さい。

Q.婚礼きものは何を揃えれば良いでしょうか?

A.以前でしたら結婚が決まったら慶弔きもの、街着など新調しました。昨今は生活様式の変容に伴い簡略化されがちですが、ここぞという時の一張羅があると心強いものです。祝い事にふさわしい「訪問着」は結婚式のお呼ばれ、子どもの入学式・卒業式、近しい人の集まりなどに着用できるので重宝します。母親のきものを譲り受けて着継いでいくのも良策です。必要最小限で良いので新生活に役立つアイテムのご準備をお勧め致します。

 

Q.シミだらけのきものを何とか着たいのですが…

A.長期間しまいっぱなしのシミだらけのきものの再生は、カビの発生や湿気による生地の劣化を伴い難易度が高くなります。「思い出の品なのでどうしても…」というご要望には可能な限り手をかけ、慎重に現状を見極めながら作業を進めます。完全にシミが抜けない場合は染め替え、部位の入れ替え、柄足しといった技巧を駆使します。裏地の交換、刺繍糸の整糸、金箔の剥離直しなども含めて最善の形に復元させます。なお、状態によってはお受けいたしかねる場合がございます。

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